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商品詳細

江戸後期 上方 泥絵 奈良 猿沢池

販売価格: 96,000円(税込)
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19世紀初期のもので上方の泥絵に見られる眼鏡絵の傾向があるものです。猿沢池を東向に見た図で左側に興福寺、正面の鳥居は春日大社への参道、
そして右側奥の寺院の塔は上の2段しかみえませんが安政6年(1859年)に消失した奈良町の元興寺の五重の塔ではないかと思います。
3枚目の写真はレンズを通したものですが、3D効果が見事に現れます。
河出書房新社、小野忠重著 「ガラス絵と泥絵」(1990年) P.74 掲載の斎藤清二郎(大阪の画家1894 -1973)所有のものは配置が逆になっているところを見ると
斎藤氏のものは反射させて見るものであるのかもしれません。これまで2次元で描かれてきた大和絵がナイーブながら洋画のイメージを取り込み、
あたらしい技法で司馬江漢や亜欧堂田善など著名な作家の作品もふくめ魅了してきたのかと思います。こちらは民画ではありますが、
人々の装いや手前の鹿などはとても繊細に仕上げられており、一様に定規で引かれる線ではありますが、
筆でこのような細い線を一定の力でひくことは熟練の絵師にしかできないことであります。額装にされてからしばらく経つようで、
マットにヨゴレ、額にイタミ少々あります。ガラス良好。本画はシミ、シワ、ソリあります。本画寸法幅約19.7cm 縦約16.5cm 額寸法幅約32cm 縦約29cm
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