こちらはたいへん重厚なヴェスタケースで仕上げも上級品です。程度もたいへん良いもので蓋の開閉もカッチリしております。ヴェスターケースは当時摩擦によるマッチからの不意な自然出火（基本的に現代のものは専用の摩擦面を必要としておりますが、当時はマッチをどこでも、こすることで点火することができる燐頭部になっておりました。）を防ぐためにこういった酸欠状態で保管することは大事で底部の洗濯板のような部分がストライカーとなっております。いろいろなサイズのヴェスターケースがありますが、これにともないマッチも寸法のことなるものがあったようで、今回のような時計の鎖にさげるような小さいものに合うようなものも製品として存在したようです。ホールマークはバーミンガムの1897年　細工師はヴィットリア通り　バーミンガムの　ヘンリー・マシューズになります。高さ約40mm　幅約25mm 18g 写真のアルバートは付属いたしません。