店長日記

ウォッシュバーン パテント

2016年11月07日


色々手に入れた懐中時計の鎖の中に混じっていたものですが、ポケットの縁などにクリップのような感じで鎖を固定するもので、
コの字型になったブラケットに板スプリングが固定されており、
上部のレバーを折りたたむことでこの板スプリングが洋服をしっかり挟むというものです。
こちらのものにはパテントが入っており調べてみるとアメリカ イリノイ州のジェームズ・ウォシュバーン氏が発明し
1893年7月4日(アメリカの建国記念日)に特許をとったアジャスタブル カラー ファスナー(詰襟の前部の固定用のクリップ)と
その後、1894年に取得したカフ ファスナー(シャツの袖部分をボタンなして合わせ留めるもの)の2つがついており、
用途の発展があるような内容が記入されており、このクリップが時計の鎖固定に使われていたのも一つかと思います。
実際はやや露骨なイメージなのですが洋服の生地のフチがあればどこにでも留めることができるため実用的なものです。
類似品もあったでしょうがこういったオリジナルに偶然出会うのは嬉しいことです。
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