店長日記

雁木車

2016年10月02日


手前がイギリス、奥がスイスの典型的なガンギ車になります。
イギリス型は古くからある置時計のものをほぼそのまま周到したもので、スイス型はその発展型のような形状です。
レバー脱進機は19世紀中期ぐらいからコンチネンタル系の時計で精度の良さで好まれて採用されましたが
17世紀後半にはオランダ物理学者 クリスチャン・ヒューゲンにより既に考案されており、
生産コストなどの絡みもあり、長い間、一般には採用されることがなかったようです。
18世紀初期のイギリスの時計師トーマス・マッジのレバー脱進機のガンギ車はこのスイス型に近いものがあります。
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