店長日記

19世紀 ウォッチペーパー

2015年01月22日

再登場ですが18世紀の懐中時計に入っていたウォッチペーパーでイギリス リンカーンシャーのゲインズボロ(Gainsboro)(現在のGainsbrough)の宝飾店主 トーマス・スコット氏の銅版画のものになります。女性像はたぶんイギリスの象徴であるブリタニアでイギリス海峡と帆船、城のようなタワーをバックに美しく仕上がっております。トーマス・スコット氏は時計のほか宝飾品、モーニングジュエリーなども保証付きで扱っていたようです。銅版は盾の部分の内容が入れ替えが出来るようになっていたものかと思います。こういった地方の宝飾店は数ある版から店主自身が選び自分のお店のものを刷り込んでもらい納品されたもののようです。裏には19世紀に入ってから整備されたようで1821年6月の日付が確認できます。
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