店長日記

アンティークの金銀の価値

2012年08月30日

ここしばらく景気の低迷か貴金属の高騰と各所で買い取りサービスがめだってきております。懐中時計のケース側などは昔から金銀などの高価なものが使用されていることが多く、購入時、または販売時の値段の基準のひとつであることがおおいのですが、古い成形された金銀は現代の金銀の売買価格でははかりしれないものがあります。なぜなら、破損などの外部からの障害をのぞいても経済の低迷や個人の資産処分などで、貴金属を溶解する機会はその昔、アンティークになる以前、そのものが作られたすぐの段階から、これまでにも何百回と世界にはあったのです。それらの危機から、かたくなに守られてきたことで、生き抜いてきております。そのため、最低でも古い金銀は相場の3−5倍位の付加価値を考慮してあげる必要があるとおもいます。また、古い懐中時計は機械の値段が価値判断基準の8割をしめます。ケース素材の価値はごく一部です。100年程度(アンティークと呼ばれる最低ライン)の古いものをこれからも次世代を超えて伝えていくためには、こういったことを視野にいれていただくことがなくして、ありえないと思います。
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