いままでみた銀細工のなかではかなりの優品になります。典型的なビクトリアンデザインで豹の頭が意匠されております。赤いガラスの目が入っております。ホールマークはバーミンガムの1891年で細工師はAdie&Lovekin LTD.(エイディー&ラブキン)になります。また1884年以降に制定された特許番号158271が入っており、1890年の登録が確認できます。ボタンフックはビクトリア期小さなボタンをたくさん使ったブーツ、や衣類のボタンをすばやくとめるためのもので先のフックをボタン穴に通しボタンを引き寄せてしようします。時代のながれからはすたれつつある道具ではありますが、コレクターのかたに御譲りいたします。フック部分はポリッシュした鉄になります。 長さ約18cm 20g エイディー&ラブキンは サンプソン モルダンのようにノベルティーものが得意で仕事のよさから人気が高いものです。通常のボタンフックではここまでのものはあまりないとおもいます。