アルバートチェーンはグラヂュエートタイプでたいへん迫力のある太めなもので、すべてにライオンパサントマークがはいっております。Tーバーはバーミンガム、ピッツフォード通りのヘンリー・ポープで1896年になっております。ナス環はバーミンガムの1889年ですが細工師は読みきれませんでした。Tバーから時計の提げ鎖のみの長さで約330mmになります。
フォブはコーネリアンとブラッドストーングラスのシールフォブでベルトバックル型の意匠のスピンフォブになります。いろいろこの手のスピンフォブをみてきましたが、こちらの豪勢な意匠は見事なものです。ホールマークは在りますがこちらも残念ながら判読できませんでした。銀シール枠に切り込みのようなキズが一本あります。幅約30mm 合わせて重量級の76g