商品詳細

大正3年 精工舎 銀無垢 専売側 マーシー 

販売価格: 30,000円(税込)

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壊滅的打撃を受けた大正12年の関東大震災以前に作られたの精工舎Mercy です。明治の日清・日露戦争で日本は勝利したとはいえ、
この負担により経済的国力が疲労されていたようで大正期になっても国民の購買意欲に大いに影響があったようです。
株式会社 時計美術宝飾新聞社の藤井勇二氏の著書「明治大正昭和 業界三世代史」P39によると不景気風は大正9年頃が絶頂期だったようで、
精工舎も生き残るための生産コストをさげる取り組みがされた新製品が必要だったのだと思います。
このような時代背景でマーシーは良く売れたようですが、作る側の工程を少なくし、仕上げを簡素化することで生産性をあげたようです。
ただ、シンプルな分、いくつも不良品を見てきましたが、量産とはいえほぼ一点ものと変わらないぐらい個体差があり、
工人もこれではどんなに工程が少なくても調整にかなり苦労したのではないかと思います。景気はというと、
この絶頂期を境に、その後立ち直りをみせたもの12年9月1日午前11時58分の関東大震災の与えた影響は
最近のご時勢のように計り知れないものだったのかと思います。この時計は高級ではないです。
しかしこのような時代を生き抜いてきた実働品はたいへん貴重かとおもいます。
精工舎 SKS900 銀無垢 専売側ケースはスレや小キズありますが、綺麗な方かと思います。
かっちりしております。クリスタル風防綺麗です。ブルースティール指針良好です。
エナメル文字盤、表面に小キズありますが良好です。機械は4石で振りも良く、精度も良好です。径約35mm 約25g
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