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イギリスではPeach stone pencilと呼ばれておりますが(種のことをStone =石と表現します。)
他にもいろいろな種子にプロペリングペンシルが仕込まれているものがあるようです。
吊り下げ部がありますので時計のもしくはシャトレーン鎖等から提げることができるようになっております。
こちらは手前に引くタイプと異なり、この吊り鐶部を回転させるとペンシル繰り出し部が前にでてきます。
先から2段目を持って種部を回すと中の芯押し出しロッド部が前後して機能するしくみになっております。
ペン先にカットが入っておりこのカットで微妙な芯の保持抵抗を与えてくれます。これは設計によるものになります。
またロッド部に中筒がありますので芯はこの中に収まるようになります。
芯は入っておりますのでこのまま使えるようになっております。プロペリングペンシルボディーは銅合金ニッケルメッキ系かとおもいます。
多少の表面の劣化はありますがまずまずかと思います。桃種は綺麗です。
ビクトリア期になってエキゾチックな果物、スパイス、ナッツ類が比較的安定して輸入できるようになり、
こういった副産物自体も貴重な存在だったのかと思います。話はすこし外れますが、
ナツメグなどは魔除けなどにもなりビクリアンは小型の挽き器ごともち歩いたりもしておりましたので、
こういった鉛筆も粋で需要があったのかと思います。伸ばした状態で長さ約43mm 縮めて約30mm 最大幅約20mm