昭和10年ぐらいでしょうか。この時代、精工舎は多種多様な意匠を取り入れたケースを採用していたようで、
こちらもフィリグリー様の透かしケースをSPM(サンプラチナ)でつくりあげ面取りによる美し輝きがホワイトゴールドのように広がります。
オリジナルボックス付きで大事にされてきたものかと思います。今回は京都寺町六角の伊藤組紐店の手組み提げ紐を新調しております。
さらにフォブとして五角形の片面が菊の金銀赤銅の象嵌に裏面がマザー・オブ・パールに鍍金の薔薇の飾りをお付けいたします。
和装にも洋装にもよく合うと思います。時計のクリスタル風防はとても綺麗です。SPM透かし枠綺麗です。
ベゼル、ステンレス裏蓋も良好です。オリジナル、ブルースティール指針良好です。金属文字盤、かなり綺麗なほうかと思います。
機械はとても快調で精度もしっかりしております。時計本体で縦約45mm 横約42mm