精工舎純正のこじあけになります。白銅系の素材で表側は美しいアールヌーボーのスクロール意匠でやや縦の中心からゆるやかに弧を描いたボディーにセイコーの９型でしょうか？裏面はカタカナセイコーと鷲のような鳥、国産腕時計と誇らしげにはいっております。
大正2年のローレル以降、腕時計の量産が落ち着いてきたころの販促品だと思います。
力が入った魅力あるこじ開けは実用でき、また懐中時計の鎖にも取り付けられるようにナスカンがついております。
こじ開け本体の長さ約35mm 幅約20mm