1840-50年代ぐらいでしょうか、珍しいフローテングダイヤルのコンパスが片面にもう片面はモノグラムシールになっており、これに時計の巻き鍵がセットされたおしゃれなフォブになります。枠はゴールドケーストになっており、アーム部分には優雅な彫金装飾が施されております。トップのペンダント部分は時計を巻く時にも鎖が絡まないように回転するようになっております。またアームの内側に溝が切り込んでありこれが、コンパスケース部分の出爪が、回転時に適度な抵抗と落ち込み時に固定される機能を果たしており、たいへん工夫されたつくりをしております。コンパスはしっかり機能いたします。厚クリスタルも微少のアタリ、使用感はありますが、たいへんな美品です。アームに少し薄いアタリ、キズあります。シール部分も良好です。鍵先もしっかりしており実用品になります。現代鍵で約6、7番ぐらいになります。折りたたんだ長さで約40mm 幅約23mm 写真の時計及び鎖は付属しません。