エメリーやグラントなどの例と共に18世紀後半から少しずつ現れるようになってきたレイアウト(ただし彼らの作品は初期のレバーエスケープメント)なのですが、主にこういったものは中心の主軸の指針が最も必要とされた現場にて要求されたもので、今回の単一表示の指針は慣れると一瞬の目視でご判断することなく時間を確認できるため分刻みでの役職などに採用されたのかと思います。他の時計との時間を秒針でシンクロできるストップ機能も付いております。こちらは美しいペアケースに入っており時代を考慮するとひじょうに程度の良いものになります。ハイドームクリスタル美品です。ブルスティール分針、秒針、および金時針美品です。エナメル文字盤多少ヘアライン、ベゼルで見えなくなる25分の位置エッジに極小さな丁寧な直しあります。ムーブメントは鍍金の状態も良くまた振りも素晴らしいもので制度もしっかりしております。時計師はイギリス北西部タイン川河口にあるサウス シールズのジョン・フェンウィックで ケースホールマークはロンドンの1804年、 ケースメーカーはイズリントン通り、ロンドンのトーマス & リチャード カーペンターになります。写真にはないですが鍵付属します。
径約 54mm 144g