商品詳細

1964/65年 ニューヨーク万博 懐中時計

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アーネスト・ボレル カクテルウォッチのような姿はどのように商標許可を取得したかわかりませんが、指針の機構は全く同じ設計になっております。時針は通常の形ですが、分針は丸い円盤に突き出た形状で此所に描かれた文様がセンターセコンド軸にはまる丸い透明な円盤の文様と交差することで、下地のレッド/ブルーの配色も含め、いわゆる外科医的床屋さんの看板みたいな錯覚効果を得られるサイケデリックな時計になっております。裏面のデザインは万博のシンボルである12階立ての高さステンレス製地球儀ユニスフィアをデザインしたものになっており、すこし厚ぼったい金色メッキケースは東京タワー、当方は京都ですので、京都タワーのお土産やさんとかで販売されていた、回転するカレンダー付きタワー置きもののような雰囲気と全く変わらない装いで、(こちらは不明の金属ケースにいかにも一見、総プラスチック風のものにメッキ)まさに60年代ならではの近未来的な姿で一杯です。こちらの単体は比較的あるスイス製ではなく、今はなき西ドイツ製となっており、1964年4月22日から同年10月18日と1965年4月21日から10月17日と、このたった2年越し、6ヶ月の2回のイベントのために別会社から納入されていたのでしょうか?機械はUhren Werk Ersingen製で当時代表であったヘルムート・エッペルライン氏は10年ほど遡る1955年から1960年の間ハミルトンと最初の電気式腕時計開発で共同作業をしていたようで、こういった内容が記念時計に関わる基礎となったのかもしれません。話を機械にもどしますと、1石 ピンレバーと簡素なものですが、しっかりした手巻きの機械で今回、分解掃除注油をおこなっており、振りもたいへんよく、現状、精度もまずまずです。径約33mm
ただし、あくまでノベルティーとしてお考えください。外装はプラ風防に多少のキズ、メッキに微々たるアレ、キズ等ありますが、時代、造りを考慮するとかなり状態がよいものです。オリジナルの鎖がついております。初年度開催終了間際とはいえ、同じ年10月に新幹線開業、東京オリンピックとありましたので、日本では全くというほど、記憶に薄いイベントだったのではないかと思います。大阪万博の5年前の出来事でした。
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