下げ振り(さげぶり)とはいわゆる測量用の垂直測定用の錘でこれを模した5段階に伸長できる見事なプロペリングペンシルになります。銘はソーンヒル No.358の刻印のみですが、ロンドン、ニューボンドストリートのウォルター・ソーンヒルになります。ただしこちらもいわずとしれたサンプソン&モルダンの商品をソーンヒル銘で販売したものになります。ホールマークはないですが、よくあることで、銀無垢になります。ただしこちらの商品にはビクトリアンの菱形レジストリマークがついておりこの商品の登録が1873年9月12日に金属製品7組でおこなわれたことがわかるように刻印されております。このマークは今回のものと少し配置がちがう第1次が1842-1867年、こちらの第2次が1868-1883年で1884年以降は数字のみになります。ややバルーン部に時代のアタリやスレ、キズがありますがその他良好です。また芯の繰り出し機構機能します。あたらしく芯をセットしておりますので、そのまま使用可能になっております。銀無垢の時計鎖にぴったりかとおもいます。鎖は付属いたしません。
縮めた状態で約4cm 伸ばして約10.4cm 22g