たぶんこのようなものを手にいれる…見ることすら、これが最初で最後ではないかと思います。まったく目から鱗というのはこういうことなのだとおもいます。昔から国が経済的に発展していると文化や芸術に優れたものが出現いたします。現在はコピーや量産ができるので、そういった感覚はうすれていってしまい価値観が衰退しているために存在しないにひとしいと思います。いわいるビクトリア期というのはイギリスの栄華を誇った時代であり当時の観点からの粋なものがあらゆるところに存在しております。庶民の生活も格段に向上した時代ですが、現在のようにペットとして猫を大事にすることができるのは極一部の上流階級の人たちだけではなかったかと思います。すばらしい羊歯の彫金がほどこされた仕上げにレザーのバックベルトがついた首輪は3段階で調整ができ当時のくまさん顔の南京錠が鍵とともについてきます。本体は1884年のロンドンホールマークでメーカーは判別しにくいのでわかりませんでしたがBHWだとおもいます。鈴は片方が銀無垢でもう片方は銀鍍金だとおもいます。無垢のほうはチェスターのホールマークですがデートレターはよめませんでした。メーカーはバーミンガム　マイルクロス、ハリファックスとフレデリック通りのチャールズ　ホーナーになります。南京錠は銀被せになります。うしろにリーシュコードをとりつける環がございます。こちらも銀無垢です。内径　首周り約20cm−24cmになっております。こちらはおとなしい家猫ちゃんにつけてあげてください。まちがいなく博物館クラスです。