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1892年 ジュビリークラウン 銀貨 懐中時計フォブ

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ジュビリーとは英国王室の王在位50周年記念のことでこちらのコインはビクトリア女王の在位50年目にあたる1887年から1892年までの5年間発行されたものの最終のものになります。クラウンは実質は5シリングのことで1/4ポンド(1ポンドは20シリングで1971年にはシリング通貨機能は終了)になりますが、クラウンはつねに大きく重いこともあり19世紀には記念硬貨的な要素が中心であまり通貨として使われる事は少なかったようです。ビクトリア時代にはヤングヘッド、ゴシックタイプと、このジュビリー、さらにオールドヘッドという4種類の発行となり、この1892年のものは同じデザインのものでも発行数がやや少なめで451,334枚が作られたようです。表面にはビクトリア女王のプロファイルに VICTORIA D:G BRITT: REG: F:D  ヴィクトリア、神の庇護の下、ブリティッシュ領地の女王、英国教会の守護者と記載されており、胸にはスコットランドのアザミ勲章、肩には勲一等皇室ビクトリア&アルバート勲章が確認できます。こちら側の意匠はJ.E.Bの銘がはいっており1834年にウィーンで生まれ1890年にイギリスでプリンセス ルイーズとの関係中に亡くなったといわれるメダル師、彫刻家サー・ジョン・エドガー・ボーエムになります。また裏面はイングランドの聖職任命権者である聖ジョージで伝説の竜退治の図柄になり、こちらにはB.P. (ベネデット・ピストルッチ)の銘が確認できます。こちらの意匠は1817年にジョージ三世のソブリンが最初に使用されたようです。ピストルッチは1873年にローマで生まれた宝飾彫刻家、メダル師でイギリスの王室造幣局のメダル師長となり1855年に造幣局があったウインザー近郊で亡くなります。コインは時計のフォブ用に穴があけられ丸リンクが付いておりますが、500円玉より2回りほどの厚みと大きさはかなり迫力があります。(500円玉が50円玉のように思えます)表面の小キズはございますが、エッジもシャープで目を見張るものがあります。925銀 径38mm
28g 写真のアルバートチェーンは付属いたしません。
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