店長日記
骨董品を買うということ
2013年01月10日
私も趣味人のひとりとして思うのですが、骨董品は純粋な投資の対象という考えはいつの時代でもつきまとうのは確かなのです。しかし、心から恋をするものを求めるというのはたいへん大事なことだとおもいます。そういったものは自分がその品と向き合ったときに必ず、何らかの感情へのフィードバックがあります。それは、その品物が造られてから経験した時代の出来事または背景、当初の持ち主から最後の所有者の各一生の物語などの決して新たに創り出すことのできない事実であり、それを手にいれることで、過去の人々が気に入って手に入れたものを未来に伝令できるという喜びなども決して単なる投資では味わえない素晴らしさだと思っております。